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2008.09.24Wednesday
前情報全然なしで観て来たのですが、とても良かったです。
死を扱った映画なのに悲しいだけでなく、切なくて温かくて、どこか懐かしい感じでした。何というか、納棺シーンとかを見てると「あぁやはり日本って独特」と感じます。葬式は何度か参列したことがありますが、納棺のところを見たことがなかったので、そういうのって大事だよなぁと改めて感じました。
何か、現代って「生」を重視しすぎて「死」をただのタブーとして避けてる気がします。なんだか、死だけが希薄なってるような。だからイライラしたから人殺しちゃったとかいう事件が起こっちゃうのかな、なんて思ったりも。
ストーリーとしては、絶対この展開だけは勘弁してくれ!と思ってた展開(納棺師が主人公の父親だった)がはずれたので個人的にとても良い感じでした。起承転結は結構読みやすい感じでしたが、雰囲気がとにかくすばらしいのであまり気になりません。爽やかな終わり方もすごく好みでした。
期間中にもう一度観に行ってもいいかな、と思える映画は久しぶりです。

余談。
映画予告で「私は貝になりたい」の予告がありました。実話では本人は最終的に助かったそうなのですが、旧作の映画では死刑台への階段を登っていくところで映画が終わるのだとか。(父親談。私は見てない)
なんというカタルシス。というか、なんという邦画の典型。日本映画ってそういうの多いですよね。
ちなみにアメリカだときっと階段登りかけたところで呼び止められて署名が集まったことで解放されてハッピーエンド。イタリアだと断頭台に登って、処刑されるシーンもあるんだろうなぁと、父と話していました。
お国柄って映画に出ますよね。

「禁じられた遊び」の終わり方を観てると、フランス映画って結構邦画と似通ってるところがある?と思ってしまう私はどうせ映画の素人ですが。
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